牧野養鶏家ブログ

第7話 たくろうの心情

たくろうです。

 

皆さんお元気ですか^^

 

第6話の続きではありません。

 

初めましての皆さんへ私の簡単なプロフィール👇

*「29歳・大学2年生(学部生)→休学中→セネガルで養鶏場を経営中」


 

今回は、「自分の現在の心境(H31・01/24)」についての記事を書かせてもらいます。

 

包み隠さず、ありのままの心境について書いていきます!!

セネガルに来てからは早くも9ヵ月が経ちました。
(鶏の命に感謝し)

 

 

最近(01/24)は特に何をしてるかと言いますと、第三回目の鶏販売を終えていないためバスに揺られ、日々個人経営のレストランへ販売営業に出かけたり、心のケアのためにYouTubeを見て過ごしています。

 

数字を付け加えると、今回は350羽の雛を購入させて頂き、約100羽の鶏を販売しきれなかったため冷凍保存している状況です。

 

今回の鶏販売において今までに行った第1回目(150羽)、第2回目(300羽)の販売状況を踏まえたうえで、今回は年末のイベントで350羽を販売できれると予想していました。

ところがどっこい、、、今回は100羽もの鶏を販売しきれていません。実際であれば、2週間程前までには販売を終えている予定ではあったんですが。

 

この様な状況が発生した理由についてはいくつか要因があります。
最大の要因として、乾季の期間でかつ行事(ムスリムや年末行事など)前になると養鶏場の再開や鶏の飼育を庭先などで始める人が増加するということ。(雨季の時期は鶏の飼育が困難になるため、多数の方は飼育を控えます。)

 

正直、、、セネガルに9ヵ月も住んでいて今まで2度の販売を終えているのだからこの事に関しては把握しておけよ!!!と自分に喝を入れたいところではあります^^

 

この事を把握しきれていなかった理由として、言語が通じなくてもだいたいの事はどうにかなるだろうや行動を起こせば物事を進めていけるといった考えのもと9ヵ月間過ごしてきたからだと思っています。

 

確かに、今までほとんどフランス語などが話せないなか様々な事をなんとかやってこれた事実はあります。また、私自身も言語が話せなくてもどうにか生活や活動を行っていこうとも考えていました。

 

しかし、そのような状況で突き進んでいくことには限界がみえてきたことや、私自身の気力や資金がじょじょに先細りしていってるのを感じる今日この頃であります。

 

今回この様な状況に陥って、恥ずかしながら29年間生きてきて初めて強く思ったことがあります!

 

それは、自分は先頭にたちあらゆる事をマネージメントしていくタイプではないということ。(どんだけ自分に自信をもってんの?って話しですよね。すみません(笑))

隠さずにいうと、私は自分の力のみで物事を成し遂げてみたいや俺なら出来るといった妙な自信を持っていました。(プライドだけが高すぎるのは駄目ですよね^^反省!)

 

それに私は今回販売を行うにあたって、計画性のあまさやビジネスに情を持ち込むなど公私混同してしまっていました。さらに、自分でなんでもやろうとする傾向があります。(上記のような状況に置かれていても、問題なくマネージメントを行える方は多数いるでしょう、、、羨ましい!)

 

だから、活動を行っていくなかで体力や気力を消耗することも多々ありましたし、純利益増の伸び悩む要因の1つになったはずです。

 

そんな中、今回の件は私に木星サイズの大きな視点を与えてくれました。

 

それは、私にとって最重要ポイントになっている教育に関して、理念や価値観が通じる組織の下で働くことになったとしても良いかなという思考を強く与えてくれたことです。

 

認めます、、、私は可能ならいちから自分で築きあげたいという気持ちが強かったからです。

 

また、今回の件を機に今までの日本での生活をも久しぶりに振り返りました。

 

すると、私は誰かの下で泥臭く動き回るほうが自分の良さを最大限に発揮することができるのではとも思いました。

 

初めて客観的に自分を分析することも出来たような気がしています。(セネガルにまで来ないと気づく事が出来なかったのか?!と突っ込みを入れたくなりますが(笑))

 

困ったことに私は一度自分がこれだと思ったことは一度身をもって体験しないと気がすまない性格で、また自分の信念を決して曲げようとしない頑固者だったからです。(やっかいですよね^^)

 

それに、自分の長所や短所、キャパについても分かってきたというか、、、正しい言い方をすれば「やっと自分で自分の能力を認めれるようになってきた」と感じています。(きっと自分の能力を認めたくない自分がいたんです)

 

自らこの様な事を言うのはあれなんですが、、、自分で俺(たくろう)成長したんじゃね~と思うことが一点あるんです。

 

それは、筋が通った手段であれば他の方法でもこの目標を実現させても良いのではとすんなり考えれるようになったことです。(なんだかんだ言っても自分が自分がといった気持ちが心の底にありました)

私の目標は「途上国で教育の普及」を行うことで、養鶏場活動をこの目標実現のためにどうにか繋げていこうと考えていました。

 

だけど思ったんです、実際に養鶏場活動から本格的な教育普及に繋げれるかは現時点ではまったく先が見えないですし、実際に繋げれたとしても当分先の話しになってしまいそうだと。

 

こうしている間にも、有限である現地の方、特に未来ある子ども達の時間はどんどん流れていっているわけです。

 

だから筋が通った手段であれば他の方法でもこの目標を実現させても良いのではと。

そもそも、私の目標である「途上国での教育の普及」の最大の目的は、教育の普及を通し現地の方の日常にプラスの影響を与えることです。

なので、その目的を実現させる過程において自分のためとか自分の欲求を満たすといった事象は二の次三の次、、、もっといえば関係ないですよね!!!

 

途上国での教育普及の真の目的を見失わないようにしろよ拓朗!!

 

こんな事を最近考えていました。

 

今後も、「教育の普及」に関してゆっくり考えていきたいと思います。

 

もし、皆さんの中に「教育の普及や教育、その他」なにかご意見がありましたら、どんなことでも宜しいので下記の連絡先へお願いいたします。

Gmail:tm.taiyou0212@gmail.com

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ABOUT ME
たくろう
たくろう
29歳大学生(夜間生)、2回目の大学生、離職経験2回。今後の目標は「途上国で教育の普及」。突然西アフリカのセネガルに移住して養鶏場を始めたアラサー。いずれ、セネガルでサッカーチームやダンスチームをつくり地域の活性化に繋げることを画策中。ポリシーとして、ものごとを楽しんでやることが最優先事項。